Boy meets NOT Girl   〜出会ったものはsomething〜

「より良い決断」をテーマに、人の気持ちを紐解きます🍀(恋愛や仕草・操作も含む)

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凶悪殺人!『インセル』に共通する5つの最悪な性格

 「非モテ」の逆襲・・・これはインセル革命と言っても差し支えないだろう

 

なんともコミカルで日本の二次創作・ネット文化に根付いた言葉であるけど

 

4年ほど前から日本以外で笑えない状況になっているそう。

 

この事件については、他の記事で書かれているので

 

心理学的な側面からインセルについて考えてみたい

 

 

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インセル』の皮肉な背景

インセルという思想団体はご存知だろうか?

 

非モテの過激化」 集団などと言われている、『2chの人たちが面白いことやりだしたぞ』と身を乗り出したくなる響きだけれど、実際は凶悪な犯罪を引き起こしているグループだ。

 

チャドやステイシー(リア充男とリア充女)に怨念を振りまいている。

 

しかし、意外にも、インセル(inboluntary celibate)は女性が作り出したウェブサイト

 

ニュースで大きくピックアップされたのは、『女性蔑視差別』としての思想団体

 

何から何まで変わっていて、遠く事件発祥の地に、遠い目を向ける

 

これまで、「女性蔑視思想」&「リア充・男性に対しての妬み」がこれほど危険になるとはほとんど想像もしない

 

せいぜい漫画の中、あるいはネットの傷を舐め合う同士の間だけだった・・・

 しかし、二次元に映し出された文章は現実へと変わる

 

インセル』を危険な思想団体と豹変させたをエリオット・ロジャーを始め

アメリカ・カナダなどでは、女性に偏った殺人が問題視されている

 

インセル』の人たちと性格に一致なら人間関係うまくいかない

 

この記事ではインセルから学べる、

根本的に人間として「それはどうなのよ・・・?」と避けられてしまう特性について話したい

 

まずは彼らについて

↓↓ 八田准教授が思考を分析をしてくれた ↓↓

世の中の女性は軽薄で愚かなので、金や権力のあるイケメンに惹かれるばかりで、自分のような風采の上がらない、社会的地位もない男は相手にされない(に違いない)。自分に魅力がないのは遺伝子の問題で、自分に責任はない。

そしてセックスは基本的人権であって、それを阻む女性や、女性の権利を声高に主張するフェミニズムの横行はインセルにとって深刻な人権侵害だ。そもそもこの社会は、チャドやステイシーに有利なようにルールがねじ曲げられていて、インセルに勝ち目はない。インセルを抑圧する社会を打破するために、インセル革命が必要なのだ。

凶悪犯罪続発!アメリカを蝕む「非モテの過激化」という大問題(八田 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)より引用、八田真行さんの記事

 

なんと自己中な!不謹慎ですが、面白い!🌠

 

現実を歪めて、自分の考えを正当化しようとするし

こういった(本人にとって)重大な理念に基づいて行動する犯罪者は、『正義の行動』と自分を賞賛する

 

最終的には自殺をしているので、罪の意識はあるのだろうが、まぁ取り調べでも自責の念は中々出てこないでしょう

 

 

ネットでの集まりから殺人に発展する事件にはどこかデジャブを感じる

dearmyfriends.hatenablog.com

 

 

人は一度、主義や思想に取り憑かれると「一貫性の原理」で、その通りの行動を起こしやすい。つまり、多角的に見れなくなって盲信的になってる

 

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そこで、アドラー心理学では5つの「ベーシック・ミステイク」という考え方がある

 

つまるところ、この思考をしていれば、人はあなたを避け始める

 

「仕事や友達の人間関係を悪化させる、5つの誤った考え方」

 

これが面白いほど「インセル」と一致する!

 

 

 

1つ目:「決めつけ」

 

『セックスは基本的人権であって、それを阻む女性はインセルにとって深刻な人権侵害だ。』

 

自身の考えや哲学を持つことは非常に大事だけれど「こうあるべきだ!」という思想なら話は別だ

それも、インセルは女性蔑視思想というだけあって、合理的とはちょっと言えないのがユニークだが・・・

 

つまり、女性は男性の道具、おもちゃのようなものだと言いたいのだろう 

 

2つ目:「見落とし」

『女性の権利を声高に主張するフェミニズムの横行はインセルにとって深刻な人権侵害』

 

ヘイトスピーチでもあるけど、相手の側面しか見ないで判断

これは誰でもあるようだけど、日常的にしている場合は要注意

 

今回の非モテ集団は「モテる・モテない」という切り口からしか、考えていない。

 

あなたの校内や職場にもいないだろうか?

 

3つ目:「誤った価値観」

これは、時に非常に難しい議論になることが多いが

わかりやすく言えば

悪い宗教やジンクスみたいに、幸せを生まない「こだわりや理念といったとこか

 

これについてはあえて言及する必要はない。

 

 

4つ目:「誇張」

 

物事を大きく表現する人間は周りにいないだろうか?

 

純粋にストーリーが楽しければいいんだけれど、『インテル』の場合はデカすぎ

 

自分にパートナーがいない劣等感を、心の中でムクムクと育て上げ発言や行動を過大解釈している。

 

5つ目:「過度な一般化」

インテルに所属している男性諸君は、世の中全ての女性が彼ら自身を嫌っていると思っている。

 

まぁ確かに、思想に共感ができないので、大多数には避けられるけども・・・

 

彼らが普通の生活に転身すれば、振り向いてくれる人だっている。

 

「思い込みが強い」のがこの特性と言える。

 

典型的な例でいえば、教室の隅で自分は全員から嫌われてると思っている人だろう

 

そんな人がこの記事を奇跡的に見ているなら、考えすぎ

 

 

その時は世界で「独りきり」と思うなら、世界を広げることを意識して

行動すれば、「過度な一般化」を薄める効果を発揮する

 

引きこもりなら、公園を散歩してみたりね?今までやったことない分野の知識と知り合いを作るのが効率が良い

 

 

 

 

さて、余談は入ってしまったけど 

 

 

基本的に、ここまで一致するのは珍しい・・・

インセル、もとい無差別殺人をする人間だと、5つ全てに当てはまった。

 

まぁ、控えめに言っても

チャドとステイシーは許せない!

 

全男たちの敵(的)というのは賛同をするが

 

彼らになる必要性はないし、この記事を読んでいるあなたが

 

上記5つの特性に当てはまっていないことが重要だ

 

たいていの場合、どれか1〜2つは当てはまる

(例えば、見落としと誇張だったりね?)

 

会話の部分でそう言った所を一つ一つ直せれば

 

いつか、チャドとステイシーに成り上がることも可能でしょう!

ってかなる。