松岡修造の「今日から君は富士山だ!」に学ぶポジティブ心理学
松岡修造さんから半端なく元気をもらった人はきっと多いはず!
受験とか仕事で辛い時とか彼の言葉を聞いてボロボロ泣いたのは
ぼくだけじゃない・・・と思うっ
彼の言葉が目につく時は
「不安」「虚無感」「自信がない」
無意識にそう思ってることが多いのでは?
なぜ、彼の言葉は心に響き、「また頑張ろう!」という人が多いのか。
松岡修造神の言葉が刺さりやすい人の心理的状態は
セルフエフィカシー(自己効用感、以下SE)が低い時の可能性有
SEとは、達成したい目標を掴み取れると信じられる力の強さを表します。
目標がなくとも漠然と「自分はできるぜ!」と思ってる人なんかは
それが強い可能性が高かろうて。すごいてそれ
このセルフエフィカシーを高める要因は4つありまして
その一つが修造氏が行っている
①言語的説得;能力を認められ、自分の価値を認めてくれること
修造氏は「できる!できる!」の他に
「頑張っている君の力はそんなものじゃない!」
など、僕たちのバックグランドをフラッシュバックさせ
「自分である必要性を自身で認めるため」ポジティブに。
ただ、ハッキリ言ってこの言語的説得は
もっと具体的に自分の強みを他人から言われる方が
「説得力」が高まりますので、親友や親、上司などに
聞いてみるのが良いと思います!
②直接的達成経験:問題を決めて忍耐力を発揮して乗り越えた経験
プロスポーツ選手などがポジティブな人が多いイメージが強いのは
直接的達成経験が理由の一つでしょう!
肉体が悲鳴をあげながら鍛えて
試合のプレッシャーに耐えて乗り越える
スポーツとは挫折と葛藤の連続ですので
生活の中で自己効力が高まっていきます。
もちろん、スポーツ以外にもコツコツ何かをやり続ける!などでも
十分SEを高める要因になりますね
重要なのは、「これ!と決めて成し遂げること」
(就活で自己分析や自分史が大事っていうのはこういうところを見極めるのが大事)
③代理的経験:物語や他の人が達成した経験から自信を得る
他人から自信を得るコツとしては、俗に言う「天才」から学ぶのはNG
できれば、他人の過去が自分の共感や疑似体験を呼び起こせるもの。
加えて、成功した秘訣やマニュアルではなく、ストーリーで
「自分ならどう解決できるか」を考えられたらベスト!
コツとしては、自分の経験が他人のストーリーとリンクしていれば
あとこれだけ頑張れれば、自分の望むことが手に入ると
ポジティブになれるはずです。
④生理的・情動的喚起:前向きで気分がいい時は自己効用感が高まる
ポジティブ時は「なんでもできるから任せて!!」という状態を
応用させる、一種のセルフコントロール
自分のテンションをコントロールするので
代理的経験と同じ位難しいのです。
なので、スケジュールをたてる際
1つを意識してください。
仕事などのスケジュールの間に「楽しみ」を埋め込むこと
例えば、チョコレートを食べるのが至福!と感じるのであれば
自分のやりたくない仕事の前に小休止を挟む。
ここで重要なのは「メリハリ」です。
ダラダラとできてしまうものでは、幸福度も下がってしまうので
気をつけましょう。
さて、セルフエフィカシーをこのように高めると
どのような利点が生まれてくるでしょうか?
それは
自分の価値を自らが高める方法が形になるの
ストレスに対して自己回復力が高まっていきます。
このレジリエンスは近年(特に最先端心理学を扱うアメリカ)
就職活動の際、非常に注目されているポイントであり
「自己評価が低くなっている時、どのように立ち向かえるか」
ストレス耐性の強弱がわかります。
このレジリエンスをつけるために
SEを高める4つを挙げたので
もう転職したい、諦めたい、価値なんてない!って思っている人は
試してみることを望みます。
1人として必要ない人なんていないんです。