「◯回以上正解したら復習するな!」絶対に不合格できない人の『科学的勉強術』
「あーもう頭がパンパン、もー無理!」
「え、なんでこの勉強してんだっけ、掃除したい」
「0時まわったし、もうやる気でない・・・」
溢れ出る、現実逃避。勉強キライ。
スマホ、いじる。
だけど、人の記憶のメカニズムを少し知るだけで
勉強するときに意識することがガラっと変わって
少し楽しいし、知識が武器になって気も楽になりますよ
それでは、試験本番にきちんと頭から知識を引き出せるような
勉強の方法を見ていきましょう!
まず、最初に
勉強において基礎的な知識や公式を理解した上で
効率良くテスト時に記憶を引っ張れるかというお話を中心にします。
重要なのは、「理解できた=記憶した」わけではないということです。
もし、「理解」が必要な学習であれば
ぜひ、同じような練習問題を何度もするのが効率的です!
上記を言い換えると
吸収したい知識を時間を空けずに復習する方法です!
これを『集中学習』と呼びます。一夜漬けなんかこれですね!
「理解」を促すに最適の方法ですが、長期記憶には全く向いていないです。
いや、ホントに一夜漬けした人なら分かると思います。
一週間後にテストが迫っている!でも何もしてないっつってね!
って方は「集中学習」に必然的になります
そして、ここから数ヶ月後に試験を控えている方々向けです。
基礎を学び、集中学習で落とし込めた!でもすぐに思い出せない!
膨大な範囲を勉強している人は当然です
そのために僕らは復習をするわけですが
記憶を頭に刻み込むための勉強を
『分散学習』と言います。
例えば、昔の長期記憶の勉強法では
覚えたいものを復習する際、期間を以下のように空けてとありました
1回目7日後に、2回目14日後、3回目30日後
このように、学習時に時間を空けて勉強することを指します。
さて、絶対に合格できないテストを3ヶ月後(90日)に
控えてると仮定します。
ここまで時間があるのなら
この集中学習と分散学習を組み合わせることができます!
最初は、同じパターンの問題を繰り返し解き
理解を深める集中学習を行ってください。
もう理解できたと「※感じた」のなら分散学習に移行です!
(※惰性の場合は意味がないのでお気をつけて)
ここからが効率の良い学習法になってゆきます!
分散学習、即ち復習はこの比率で1度目はしてください
1回目の復習までの期間:全体日数=1:5
つまり、最初の復習は18日目(90日)に行います。
2回目以降から期間が変わります!
それは定期的な感覚で7~10日!
そして、復習する際は、読むだけでなく小テスト形式
頭から知識を呼び起こす訓練なのでそちらの方が効率的です
では、どれほど繰り返すべきか?
おそらく練習問題などで⚪︎×をつけますよね?
タイトルで書いていることなのですが
5回以上⚪︎がついたらもう復習しなくても大丈夫と言われています。
ちなみに⚪︎⚪︎×⚪︎⚪︎⚪︎みたいに×を挟んでも全く問題ないです!
理解を長期記憶に変化させる方法は以上ですが
具体的に、どのように勉強すれば良いかも研究されています
例えば、練習問題を解いた後はすぐに⚪︎付けをしない!
30分でもいいので間を空けましょう!
この実験がmemory and cognition科学誌に載っています。
答え合わせを後にずらした生徒とすぐに答え合わせをした生徒で
1,5倍も定着率が高いそうです。
理由としては意外と単純で時間をずらすことで
問題ってなんだっけ?となりますよね。
結局また、2回目として問題を見て解答に移るので
ちょっとした分散学習になります。
いずれにせよ、
分散学習で5回以上正解している問題を
復習する時間があるなら他の勉強に移ったほうがいいです。